地域医療を守り育てる五

たかはま地域医療サポーターの会では、地域医療を守り育てるために
住民としてできることを、以下の五か条にまとめ、提言しています。

一、んしん(関心)を持とう。

まずは知るところからすべては始まります。「自分はまちの医療にかかっていないから関係ない」というあなた、あなたが20年後、車を運転できなくなったら?あるいはあなたのご家族は?関係ない人などいない、それが地域医療です。

二、かりつけを持とう。

どんなときにも大きな病院の専門医にかかるのではなく、まずは何でも相談できる「かかりつけ」を探しましょう。かかりつけ医は大きな病院と連携しています。医療機関に大きな負担となるコンビニ受診は控えましょう。

三、らだづくりに取り組もう。

あなたが病気にならずに病院・診療所のお世話にならなかったら、医師の業務は減り、余裕が生まれます。日ごろの食事や運動習慣を見直す、健康診断・がん検診を受けるなど、住民ができる健康増進は多いです。

四、くせい(学生)教育に協力しよう。

志高く地域医療の現場に研修に来られる医学生さん、研修医の先生の気持ちを折らないよう、気持ちよく診察を受け、励ましの言葉をかけましょう。彼らが指導医とともにレベルの高い医療を提供していることも理解してください。

五、んしゃ(感謝)の気持ちを伝えよう。

膨大な業務や患者の心ない言葉に、医療者の心と体はボロボロです。崇め奉るのではなく、人と人との関係として当然わき上がる感謝の気持ちを忘れず伝えてください。感謝の言葉が、医療者を元気づけます。

地域を守り育てる五

また、近年は医療だけではなく地域そのものも存続の危機に立たされています。 地域がつながって活気を取り戻すことで、医療も他の分野も良くなることを目 指し、地域を守り育てるために住民としてできることを、以下の五か条にまとめ、 提言しています。

一、んしん(関心)を持とう。

まずは知るところからすべては始まります。地域の実情を知ったうえで、あなたらしい関わりかたを考えてみて下さい。

二、んじょ(近所)付き合いを深めよう。

隣近所との付き合いが煩わしいとかめんどくさいとかいう人もいますが、なんといっても隣近所が地域社会の最低単位です。遠い親戚や友人より近くの他人です。特別な用事がなくても、あいさつの言葉をかけ合いましょう。

三、らし(生活)を楽しもう。

趣味や楽しみを持って人生をエンジョイしましょう。みんながそうすれば、いろんな場所で交流が生まれ、地域に活気が出るでしょう。

四、んこう(健康)長寿に努めよう。

生活習慣を見直し、健康診断・がん検診を受けるなどしていつまでも元気に過ごしましょう。医療費が減少すれば、まち全体が元気になります。

五、どもたちとも仲良くなろう。

自分達と近い年代の人達との付き合いに偏りがちですが、できる限り異世代とも交流しましょう。若い人達と付き合うと元気がでます。また、年長者の経験知恵も大切です。

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